うちの子供は、1歳頃から卵、牛乳、一部の魚のアレルギーが出ました。その後、薬による治療が始まったのですが、卵と牛乳は、小学生になる頃には、治ってしまう事が多いと言われていました。先日、学校へ提出する書類が必要なので、アレルギー検査を受けてきたのですが、卵は、アレルギー検査の値がほぼゼロになっていました。牛乳も少し良くなっており、魚も随分と良くなっていました。これは嬉しい。
牛乳アレルギーの治療は、牛乳が混ざった食べ物を、ほんの少し食べてみるという方法で治療する事になりました。食べるときは、病院内で食べて、病院の中で数時間過ごす事になるそうです。食べた後は、看護師さんが一人付いてくれるそうなので、何か異常が出たらすぐ先生が駆けつけてくれるとの事。
この治療を始めても、すぐに治るわけではないので、ゆっくりと治していくことになります。先生が言うには、中学生になる頃には、色々食べられるようにしようという事でした。後5年くらい掛かるって事かな。治るなら、時間が掛かっても嬉しいですね。
小学校入学時に、学校の給食はどうなるのかなと心配だったのですが、最近は、小学校もアレルギーに敏感になっていて、入学時に食べ物アレルギーがあると申告すると、担任の先生、保健室の先生、校長先生が面談をしてくれます。(校長先生が参加されたのには驚きでした。私が住む町だけかしら。忙しいだろうに、有り難い対応です。)
面談後に医師に書いて貰える書類を提出すると、アレルギー成分のある給食の除去(配膳しない)や、牛乳の代わりの飲み物の持ち込み(豆乳を家から持ってくる)などが可能になります。それと、子供が大好きなカレーに、牛乳が入っている場合は、家で作ったカレーを持っていって食べる事が可能です(冷蔵庫に入れてくれるのですが、冷たいカレーになるので、保温出来る容器に入れてもっていきます)。他にも食べられない成分が入っている物は、代わりの物を持たせられるので有り難いです。パンなんて牛乳がほとんど入っていますからねー。
それから、給食の成分表というものを頂けます。給食の材料が分析された資料が頂けて、他に給食のメニューに、特定のアレルギー成分が含まれている場合、印が付いています。例えば、牛乳が使われている食べ物なら、横に(乳)と付いています。グラタンとかで、どうみても牛乳使ってるだろう、という物があったときは、成分表を見たら米粉が使われていました。グラタンのとろみを米粉で出すんですね多分。「疑って御免なさい」と心の中で誤りました。
家の食事でも、勿論、アレルギーが含まれていない物を食べさせているのですが、数年前は、スーパーで買い物をするときに、アレルギー成分の確認作業が大変でした。最近は、箱にアレルギーの表示がある食品が増えましたので、随分と楽になりました。アレルギーの表示があれば、同じような商品が沢山並んでいた場合、うちはアレルギー表示のされているほうを迷う事無く買います。おかげで買い物が早く終わりますし、安心感があります。
最近わかったのですが、実は、私もアレルギーを発症したようで、特定の魚を生で食べると息が出来なくなります。息が出来なくなったときに、「これは死ぬ」と思いましたが、すぐに治まったので良かったです。もうちょっと食べていたら、死んでいたのかもしれない。(苦しんでいるのに、隣で嫁が何ふざけてんの?見たいな顔してたのを、良く覚えております。普段からふざけていると、大事なときに気づいて貰えない……。)
その後、アレルギー検査をしましたが、それほど酷い結果ではありませんでした。ただ、先生に相談すると、数値が低くても危ないと思ったら、同じ物は食べないほうが良いとの事。
自分の体でアレルギーの恐怖を体験しましたので、子供が危ない目に会わないように、食事には、今後も気をつけていきたいと思います。
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